2016/10/31

休日のため休憩用地がロケ地

いずれも穴場的な存在の緑地公園やキャンプホステルですが、

香港映画の名作の中でも見たことあるのに、

意外とここでロケが行われたこを知りません。

休日に街からの近場でのんびり過ごしたい方にもおすすめをしたいです。

まず、2015年の人気作『私たちが飛べる日(=哪一天我們會飛)』で、

あの感動的なフィナーレと主人公がよく通う公園です。



※映画の詳細について、こちらへ➡私たちが飛べる日

(映画のシーンからの引用)

           (映画のシーンからの引用)

この公園は「樂富配水庫休憩花園」です。

広々とした草地が一番売りだと思います。

そして、有名なライオンロックが独占できます。

ピックニックするには最適な場所として知られていますが、

それにしてもあまり広めてないようです。


平日に行ってみたら、どうな感じか検証しに行って参りました。

地下鉄楽富駅のB出口から徒歩20分ぐらい、

坂道の分流が見れます、そこが公園への道です。


坂道を沿って登ること10分ぐらい、イギリス植民地色の建物が見れます。

当時から作られた水道局の設備のようです。

シンプルで古き良きな香港という感じな作りですね。



水道局の建物と別れた後、もうちょっと歩くこと3分程度、

公園の入口に辿り着きます。


本当に人の気配はまったくないと思ったら、あれ!なんかおいてる!

よく見てみたら、近場で工事してるワーカーの制服とヘルメットです。


さらに遠く見ると、居ました。

昼休みを利用して、ここでお昼寝をしてるようです。

わたしはさっそくライオンロックとのご挨拶です。

当日の空がイマイチ青くなってくれませんでしたため、

理想な写真が撮れませんでした。

映画のような出来具合を求めたが、無理でした。 



貯水池である公園だから、

当然水道局に関連する設備があっちこっちも見れます。


これはなんだろうね?


映画『私たちが飛べる日』の影響で、

凧を揚げに来る人が増えたせいかもしれませんが、

まさかここで凧揚げの禁止が掲示されています。

昔は空港にわりと近かったから、

飛行機の離着陸に支障を与える恐れがあるならわかりますが、 

なぜ今はだめだろう?


疑問を持ちながら、とりあえず公園を一周回ってみました。

街中にいると思わないぐらい静かでした。

気持ちの疲れも多少解消される空間と言ってもいいでしょう。

あのワーカーたちがここで昼寝する理由も納得です。 



さらに、柵越しで九龍の多く範囲の景色も堪能できます。

そうしたら、夜景も見れるではないかとふっと思いました。

今度は夕方から夜にかけて来てみたいです。

もしかして、また違う角度の夜景写真が撮れると期待しています。 


次ご紹介する場所は香港迷にも知り尽くしてる「インファナル・アフェア」、

あのトニー、アンディの少年時代がともに通ってた警察学校です。

実は本物の警察学校ではなく、単なるキャンプホステルです。

(映画のシーンからの引用)

(映画のシーンからの引用)

1884年よりイギリス軍のための施設が続々と建てられまして、

本来、以前もご紹介した「香港海防博物館」の所在地とつながり、

同敷地の海防要塞として使用していました。


終戦後、要塞がイギリス軍のキャンパスになり、

1980年からキャンプホステルとして、「鯉魚門公園及度假村」~

(Lei Yue Mun Park and Holiday Village)に再建されました。

敷地内には100年に近い歴史の建物が14棟もあります、

ほとんどが歴史建築と認定されています。 


地下鉄の筲箕湾駅からの徒歩でも20分程度で行けます。

バスでも近くのバス停から降りて徒歩10分程度で辿り着きます。

基本的にホステルは事前予約制で、突然な見学は不可です。

そのため、わたしも入口までしか行けていませんでした。

それでも映画中に出てきたあの建物の姿が見えました。 

あとはなんとなくあの警察学校のような雰囲気も味わえました。


園内の見学はできなかったですが、

入口にいるスタッフたちがこのホステルに関する詳細な資料をくれました。

よく見てみたら、宿泊はもちろん、デイキャンプも受け付けます。

しかも、園内にカフェやレストラン、BBQ場も設けてあり、

その上、割安! 

当日は結婚パーティーの場所として、貸し出したようです。


さらに、敷地内に乗馬スクールをはじめ、カラオケ部屋、

テニスコートまでなどなど老若男女でも楽しめる施設が常備しています。

街に一番近いキャンプホステルも原因かもしれませんが、

開業以来、ずっと家族連れのお客さんに一番人気だそうです。


ホステルに関する詳細な資料を読めば、読むほど、

一回ぐらい宿泊してみたくなります。

そうすると、園内のあらゆる場所、建築も間近に見れるし、

ここしか見れないビクトリアハーバー景色も独り占めできます。


それでも、皆さんでも来てみたいなら、一緒に行きましょうか?

ここでBBQをするもよさそうだね。

いかがでしょうか?


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2016/10/28

民家からカフェに変身~石屋咖啡冰室

80年前から建てられた民家がカフェになりました。

話はさらにさかのぼって140年前ですが、

何氏家族が今のカフェの敷地内で二階建ての大邸宅を建て、

「何家園」を命名した。


第二次世界大戦後、香港が日本統治時期に突入し、

政府が啟德空港を拡大するために、元々九龍城のいくつ集落を取壊し、

当時荒れ果てた「何家園」大邸宅も同じ時期に破壊させ、

現在カフェに変身した石屋を含め、

二階建ての中国式な平屋群が建て替えられました。

そして、「侯王新村」に改名されました。

大陸から逃げるように香港へ渡る人と、

取り壊された集落の住民たちも、

「侯王新村」と周辺の村に住み着くようになりました。

一時期すご人口密度が「侯王新村」ですが、

その関連歴史は今回はさておき、

「何家園」の石屋からリノベーションした、

最近頃若者に人気のカフェに迫りたいと思います。

wikipediaから引用)

カフェに入ると、タイムスリップさせられたような壁や床のタイル模様、

壁にはレトロなお皿がいっぱい飾られています。

対照的に、レジとキッチンはおしゃれな現代風です。



もっと店内進むと、意外と広い、

こちらの壁には昔の広告や標語が飾られています。

本物ではないっぽいですが、随分昔を感じさせる演出です。


レコードプレーヤー、クッキーの缶も年代のものですね。


三輪車もスーツケースもセットのように見えますね。


二階に登っていくと、小さな展示室のようです。

かつての住まいの再現が見れます。

まさに我々の世代の部屋で、狭い空間の中の2段ベットです。



わたしにとっては親近感を湧くものばっかりです。

皆さんは何を感じましたか?


当時本当にこの石屋で使われてるポストも展示されています。


ダイヤル式電話と当時の電話代金の請求書までも。


九龍城を含め、石屋家園の歴史を紹介コーナーがちゃんとあります。

平日でもあることかもしれませんが、ほぼ貸し切りでした。

とても詳しく紹介されてるので、もれらくチェックしておいてください。


実は二階も飲食可能です。もちろんカフェ内のものですよ。



石屋がなぜか迷宮のようです、登った階段とは別の階段で降りると、

違う展示会場に行ってみたようです。

ここは昔の台所の再現でしょうね。 


幸いカフェ内の移動は迷惑を掛けない程度であれば、ほぼ言われません。

一周見学してきたら、今日のランチを頂きます。

本来は【ALL DAY BREAKFAST】を頼むべきでしたが、

やっぱりご飯がほしくて【本日ランチ】にしました。

簡単な食レポというと、「やっぱり軽くコーヒーでよかった!」かな、

この雰囲気で【本日ランチ】は私の選択ミスでした。


昔、石屋も付近の映画の撮影スタジオに倉庫として貸し出したことがあり、

その後、墓石工場にも貸し出した、

この「藍恩記」は墓石工場から残されたものですね。


通りかかると、なんだか違うな景色が見えますよね。


月曜日は定休日、わたしは一回目行った時はちょうど月曜日でした。

土日はわりとにぎやかで人気のようです。


同敷地内、トイレとワークショップも併設されています。

取材当日はあまり時間がなくて、深く確認してなかったです。すいません。


九龍城と言ったら、九龍城砦にしか浮かべてこなかったのが、

やはり九龍城砦に対する注目度の次元が違い過ぎると思います。

その他のあまり知らざる歴史がここで吸収すべきです。

広東語がわからなくても、

苦にならない程度でわかりやすく写真がいっぱいあります。

まったく知らない九龍城がここにあります。


住所:九龍聯合道133號石屋家園
  (地下鉄なら、楽冨駅のB出口から一番近い)
営業時間:火~日(0800~1800)、月曜は定休日

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