2017/08/24

香港最大級の住宅団地~美孚新邨

まさか地下鉄の駅名がこの住宅団地から、

そして、団地の命名が1920年代より、

この不毛の地を石油倉庫にした『モービル』 (Mobil)の社名、

香港では『美孚石油公司』という名称の企業が由来でした。


地下鉄の建設することを察知したように、

1968年、石油倉庫が青衣に移転すること伴い、

本来の土地にかつてない大規模な住宅団地を建設し始めました。

1982年、地下鉄の荃灣ラインを開通した頃、

『美孚』の駅名ではなく、

当初の地名~『荔枝角湾』の略称の『荔湾』と命名されました。

『美孚』を改名したのが1985年でした。


住宅団地の建設概念は生活のすべてが敷地内に済む、

最先端の設備と環境を整ったという魅力がかなり話題になってました。

まだ経済発展の間もないあの頃、

普通の公営住宅団地に住めるだけで”やっと”という感じ、

『美孚新邨』に住むとは夢のような話でした。

昔に多くの人々に憧れた団地に行って見たら、

衰えない美しさで強いインパクトが与えられました、

なんで素敵な空間と感心した一方、

現代化の高級マンション群でも得られない生活感に対して、

今どきの人の生きる水準が落ちてるではないか疑問を持ち始めた。


敷地内歩き回れば、

あっちこっちも古き良き時代のものを発見できます。

まだ十地供給の問題なかったり、

デベロッパーさんが完全儲け主義のなかった時代に、

ところどころの作りが今どきではなかなか見れない、

住民の気持ちを考慮した上で作られたものばっかりで。


二階建てのモールの外側にこんな優雅な螺旋階段があるなんで、

考えられないでしょう。

しかも何ヶ所もあります。



そして、数えきれないほど休憩用のペンチが設けられています。

デザインも様々で、

ゆっくり敷地内に散策でも疲れません。


室内と室外でも洗練されたような空間を作り上げてくれた、

天井から一階の噴水、

駐車場の出入口のところから見上げてると、

広々とした空が見れたなど芸術作品に近い作りが堪能できます。



何と言ってもこの団地が香港最大級ということで、

全部で合計99棟も立ち並ぶ、

13000人超えの大型住宅地で、

初めて来られる方なら、

迷宮に入ったと思われる似た建物ばっかり、

よくみてみたら、

こちらの棟が115番と命名された。


こちらはおそらく団地内の最大番号の119番の棟です。

いきなり言われてもどこにあるかわからない、

二回目もすぐ思い出せないほど巨大な団地です。


美孚という名の産み親の『モービル』社の存在と言うと、

合併した後、『ESSO』のガソリンスタンド以外、

昔の面影がまったく見当たらない、

もしかしてどこかに秘めてるかもしれませんが、

そう願って、次またゆっくり来たいという気持ちもあります。


ついに今回の本題に入ります。

美孚には他所の人達が知らされてない【美孚八景】があり、

一つ団地にこれだけの見応えある作りが誰も思いませんはず、

今回の紹介を通して、(人による美孚八景】が違いますが、)

美孚新邨の魅力も最大級まで引き出して伝えたいです。


1)龍の壁画

隣に社名の漢字『美孚』の由来と中国進出の背景を書かれてる看板があり、

内容による、『美孚』の名の生れ年が1906年でわかりました。


この壁画が1968年『美孚新邨』の落成時に展示し始め、

団地内の最古の展示品と言っても過言ではありません。


2)豐年台

単純に池の中に巨大の球体が飾られています。


近付けてみると、

十二生肖の動物をテーマにする展示品です。


3)美新園

1969年に落成された噴水ですが、

その隣にも紹介文が書かれてる看板があります。

社名を『美孚』にした理由も察知できる内容だそうです。


この噴水を仕掛けたのがイタリアの芸術家のAntonio Casadeiさんです。

言われなければ、

普通の布団を干す公園に過ぎないと思われるかもしれません。


4)寶鼎台

名前の通り、巨大な鼎が噴水になっています。



蛇口のどころが龍になってる作りです。

夜にさらにライトアップするだそうです。


5)雅趣園

普通の造園と池になっているみたいです。


ここがハトたちの休憩場になってるみたい、

結構の数がここにゆったりしています。


6)九如台

9種類の魚をテーマにした噴水です。


【魚】の広東語が【如】と同じ、

あの天保九如を意味するための作りだそうです。


7)飛馬廣場

格好いい飛ぶ馬が凛としてる広場です。


この飛ぶ馬は『モービル』社のロゴと言ったら、

思い出せますか?

言われてみれば、確かにそうですね。


8)叠泉台

こちらもわかりやすく名前の通りです。



パンチ一番弱いかもしれないが、

これも座れるように作られています。

住民としてはありがたいですね。



先ほど軽く美孚八景】を紹介したが、

『美孚新邨』はこれだけではなりません。

じっくり観察したら、

大量過ぎると言ってもいいほど彫刻や展示品がみつかるはず。

まさに観察力が試される団地です。

皆さんにとっても簡単にアクセスできる趣のある団地になる違いないです。


ここで、番外編!

美孚と言えば、九龍バスの本社車庫の地です。

実は本社ビルに入ったら、

九龍湾のようなカフェコーナーがあります。


以前ブログでも紹介した【レアのひと時~九龍バスの社員カフェ】と同様、

一般の方でも入れて、社員コーヒーを飲めます。


レアの展示品ですが、

九龍湾のほど陳列されていません。

ここだけしか見れないものもあります。

バスマニアなら、ここも用チェックすると思います。


入口はここです。


入口の隣に新しいマンションに直結モールに、

ぜひチェックしておくスポットもあります。

それは九龍バスのグッズ専門店です。


プレミアムのものがおいてるかどうかわかりませんが、

わりと品揃え豊富、

オープンスペースになってるし、

ゆっくり宝探しできると思います。

せっかく美孚なら、外せないでしょうね。



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