2017/09/25

築地のような存在~香港仔魚市場㊤

香港の築地になれると言われる香港仔魚市場に見学するなんで、
容易ではないことがずっと思っていますが、
遂にこの間、地域を紹介するサイト『香港南區遊』を伺った時に、
香港仔魚市場の見学ツアーの開催記事を見かけ、
思わずポチをした。
そして、抽選が運がよくて、
多くの参加希望者の中から選出された、
真夏のある朝にこの禁区に突入しました。


開催当日待ち合わせ時間に近づいた頃、、
香港仔魚市場の周辺に各地から買取に来てるトラックが詰まっています。
普段深夜3時から稼働し始め、
午後までに終了するという営業時間です。
まさに閉める前に一刻も早く仕入れを完了し、
消費者に届けたいところですね。


香港仔魚市場ですが、
1950年に開業した、香港の中に最も古い魚市場であります。
延床面積約16000㎡に及ぶ、
香港の七割海鮮も取り扱ってることで、
最大級の魚市場である同時に、香港の築地と称されるようになった。
あれだけ歴史を持つ建物ですが、
事務所内にも植民時代が蘇られる作りが見られます。


今回ツアーの集合場所は事務所棟内の一室、
到着した際に、既に参加者たちの姿がずらりと座ってある以外、
ツアーの案内役の担当者~陳さんが既に準備してあります。
香港の漁業事情、魚の特徴など様々の面も触れながら説明してもらった。
そんな中、漁業資源の確保などが目的で,
1999年から設定された【休漁期間】、
最初の二ヶ月から2016年の三か月半に延長するという長時間の間に、
南シナ海の大部分の海域に漁船の操業が禁止されることによって、
漁民がさらに遠い海域に採捕しに行かなくなり、
燃料代もかかるうえ、時間もかかるため、
この時期の魚の単価がどうしても高くなるという話が響きました。


話はこれだけではなかったが、
やはり参加者の皆さんが一番気になるかいつ現場に連れてもらうことです。
説明は前後で30分ほど、
遂に市場の心臓の地へ。
例え一般の方が入れたとしても注意されるし、
素人から見てもさっぱりわからないところもあります。
陳さんの説明を受けながらみるのがもやもやしなかった。



まず、この辺りは冷蔵魚の売買の場所、
多品種の魚が展示されたりに見えますが、
一部が事前に注文を受け、
ディーラーの名も明記されてるところもあります。
引き受けやすくために、
こういう風に出されてることも考えられます。


ちなみに、香港仔で冷蔵魚の売買数量がわずか、
香港で最も冷蔵魚の売買が行われてるのが長沙湾魚市場です。
最も数多く新鮮な漁獲の販売が行われてるのがここです。


次に海沿いに行くと、
漁船ではなく、業界用語で【運船】(運び屋)と呼ばれる船がずらり。
簡単に説明すると、
周辺から広東省沿岸の海域に養殖されてる魚が【運船】によって、
それぞれの魚市場に運ばれた。


【運船】の本体に数字の列が明記されてる一方、
「深蛇」などような漢字もはっきり見れます。
活動海域による、
車のナンバープレートのような役割の表示と陳さんからの説明があります。
それぞれ海域が定めされてる規定など守らればなりません。


よく【運船】を覗いてみると、
単純にものを運ぶだけではなく、
生活感が溢れる空間も見られます。
そして、実際船から出てくる船の従業員の喋ってる言葉を聞いて、
あまり香港在住と思わない方だろうが、
我々見れないところで香港の皆さんの食卓をかげで支えています。
ありがたくと思いながら、
衰退の一途を辿っている香港漁業を感慨深く感じます。


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