2017/11/14

離島から陸地の典型例~元洲仔

昨日ご紹介した植民政府の新界行政を担当する役員の官邸ですが、
立地の選定はきっと十分の考慮をして、
あれだけ優れた場所であることだから決めたと思われます。
元々離島であって、
高台になる小山もあって、
しかも、吐露港を一望できるなんで、
一般人にそう簡単に近寄れないながら、アクセス便利と景色最高、
まさに理想なロケーションです。
100年後、遠くから眺めると、
変哲もない森のように見えますね。


下記約50年前の写真をご覧頂けるとわかると思いますが、
まさしく丸い島でした。
陸地からはわずかの盛土に頼ってつないでいます。
ちなみに、
歴史をさかのぼって振り返ると、
1000年前の【南漢】時代に、
この周辺は真珠を採集する聖地でしたそうです。
500年の【明】時代まではずっと盛んだとのことです。

(ネットから引用)

そして、完全に今のような陸地になったのが1970年代、
植民政府が大埔ニュータウンの開拓計画による、
埋立地工事が行われた後です。
現在海沿いの数々の公園も埋立地からもたらしたものです。


新しいできた建設があれば、
以前から変わらない建設もあります。
元洲仔に法定古跡の『自然保護の研究センター』以外、
この『大王爺廟』もなかなか目立ちます。
先ほどの話にもこの辺りが真珠採集の聖地の延長になりますが、
「鶴佬人」と呼ばれる潮州人系の漁民が多く海の周囲に生活してるため、
彼らが祀る水神~「大王爺」に対して、特に篤信します。
【清】の晩期に元洲仔に在住五大氏族より集金したで、
ここの『大王爺廟』が建てられました。


二回にわたった再建で今の外貌になった。
決して古き良きお寺の雰囲気が漂ってるわけではありませんが、
案外に見所が結構あります。
外壁にこの大きいな壁絵が見れます。
素朴な作りにこういう豪華な作りが隠れています。


一般のお寺のように、
普段は管理者がお寺の内部のメンテナンスが清掃が執行されます。


「大王爺」の席はここです。
厳粛で静かな空間そのものです。
写真を撮るのが自由ですが、
管理者が映されたくないため、
自ら退席しました。


神様以外、
元洲仔の過去の歴史写真が地元から提供されて、
寺内の壁に張り付けられています。
感慨深いものばっかりです。


壁絵は一箇所だけではなく、
お寺の奥行きにこのステキな一面があります。
この絵も案外に見所が結構あります。
外壁にこの大きいな壁絵が見れます。
素朴な作りにこういう豪華な作りが隠れています。


壁絵は一箇所だけではなく、
お寺の奥行きにこのステキな一面があります。
ちょうど迎い側にもう一個神様がいます。
漁民なら、絶対祀る対象となる「天后」様も設置されています。
当然、両方もお願いしても批判対象になりません。



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